業者を選ぶ2つのポイント

引越先の部屋は、日当たり重視で決めた部屋だったため、春先とはいえ晴天の日の室温は非常に高くなり、冷蔵庫がないと生鮮食品は1日でダメになってしまうのです。 引っ越したばかりで、慣れない職場での緊張のあと、なじみのないスーパーで毎日買い物をして帰るのは大変でした。

そこで「S便」の担当者に電話をし、「冷蔵庫がないと生活上支障があるため、購入金額以内のものを探して自分で購入するので、その分の支払いをしてほしい。」と連絡しました。 おそらく上司へ相談していると思われる長い「お待たせメロディー」のあと、「承知した。領収書を送ってほしい。」と回答され、振込先の銀行口座を確認されて電話を切りました。

さっそく、「ヨドバシカメラ」に行き、さんざんいろんな機種を見比べた挙句、冷蔵庫もテレビも最新機種を購入しました。冷蔵庫は2ドアから3ドアへ、テレビは14インチから29インチへとグレードアップしました。それでも、破損した両製品の購入価格と比べるとおつりがくる値段でした。余談ですが、そのとき10年間で家電製品がとても安くなったことを実感しました。

早速、領収書を「S便」の担当者に郵送し、電話でその旨を伝えました。あまりの早業に相手は少し驚いていたようです。 家電量販店からの配送が完了し、破損家電はそのときに引き取ってもらい、新品のテレビと冷蔵庫は無事に稼働を開始しました。 両製品の購入代金も、翌週には指定口座に振り込まれ、今回のトラブルはそこで終了となりました。

この場合は、結果的に古い家電から最新の高機能機種へ買い換えることができてラッキーだったのですが、引っ越し荷物の中には、置き換えのきかない大切なものも多いのです。

このトラブルから学んだのは、引越の際は、「自社トラックで運ぶ信頼できる業者を選ぶ」、「補償条件を事前にしっかり確認する」ということでした。

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